慶応義塾體育會ソフトテニス部



 『マリーエンバートの悲歌』   
          マルティン・ヴァルザー著/八木輝明 翻訳   慶應義塾大学出版会

 本年6月まで我がソフトテニス部にて部長をされていました八木先生が翻訳されました本が出版されました。
   皆さま どうぞ書店でお手にとってご覧ください。

=3年がかりの仕事になってしまいました。内容的にはゲーテ晩年のエピソードにもとづいた物語で、とても興味深いものです。  ゲーテ〈最後の恋〉といわれるもので、ドイツ文学史の上でも有名な話です。ゲーテ晩年の真実の一側面を知ることができます。 文学史の勉強にもなります。 年の差婚55歳だけでも話題になることでしょう。=                      ――八木輝明先生 談――

   

 マリーエンバートの悲歌 [単行本] 
マルティン・ヴァルザ―(著),
八木 輝明 (翻訳)
四六判/上製/328頁
初版年月日:2012/09/15
価格: ¥ 3,360 慶應義塾大学出版会

http://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766419658/

    
ゲーテ・70歳の時の肖像。(1828年)   

内容説明
ゲーテ〈最後の恋〉は破れなかったのか?

▼現代ドイツ文学界の重鎮マルティン・ヴァルザーによる、文豪ゲーテ最後の後の恋〉といわれる
文学史上の実話をもとにした長編小説。

▼文豪ゲーテ74歳とウルリーケ19歳という55歳も離れたゲーテ〈最後の恋〉は破れ、ゲーテはドイツ最大の恋愛詩『マリーエンバートの悲歌』を生み出した。ゲーテの死後も独身を貫いたウルリーケは死ぬ間際、ゲーテからの手紙を銀の盆の上で燃やし、その灰を銀のカプセルにつめ、棺の中に入れるように希望した 。ドイツで大反響を呼んだ長編小説。

著者について
【著者】
マルティン・ヴァルザー(Martin Walser)
1927年生れ。ドイツでギュンター・グラスと並び称される作家。
ノーベル賞作家ギュンター・グラスと同年齢、戦後同じ「47年グループ」に参加。グラスが進歩的文化人の立場を代表してきたのに対し、ヴァルザーは市民的常識派の考え方を代弁し、過去の清算問題でも東西統一問題でも両者はよき論争相手だった。戦後の多くのドイツ作家と同じように、ヴァルザーも政治的発言、エッセイも手がけたが、文学作品には政治的テーマを持ち込まず、、独自のリアリズム手法の小説を発表してきた。小説の邦訳には『逃亡する馬』(同学社、1988)がある。未訳の長編小説に『ハーフタイム』「一角獣』『愛の履歴書』『ある批評家の死』『愛の瞬間』『不安のあがき』などがあり、数々の文学賞を受けている。


【訳者】
八木 輝明(やぎ てるあき)

慶應義塾大学経済学部教授。71年、立教大学文学部卒業後、同大学院修士課程、慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。78年〜80年までボン大学(西独)に留学。81年から助教授、94年より現職。ドイツ文学、語学を担当。
専門分野:ドイツ近、現代文学。著訳書に、ペーター・シュナイダー著『せめて一時間だけでも』(慶應義塾大学出版会、2007年)がある。

   

 

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